並行遊び

一緒に遊ぶ?

一人遊びをするようになってくると、今度は少しづつ周りの子どもが行っていることに興味を示すようになります。例えば、他の子どもが積み木遊びをしていると、一緒になって積み木で遊んだりします。

しかし、これはただ同じように遊んでいるだけであって、一緒に協力して遊んでいるわけではありません。同時並行で違う遊びをしているといった段階になります。

この段階になると、周りの子どものやっていることを真似てみたり、自分で遊びを広げていくことが出来るようになります。その中で、子ども達は協力して遊んでいるわけではないので、物の取り合いなどが起こることがあります。

この時、あまりすぐに親や保育者が手を出すのではなく、何か危険がある場合を省いて、つまり、叩いたりしたりしないように見守ると言うことが必要です。子ども達はこうした取り合いなどの中から、自分の他にも遊ぶ人がいるのだということを学んでいくのです。

子どもを見守って

並行遊びは、大体2歳くらいまでに見られます。幼稚園の年少(3歳児)くらいでもまだ、初めの頃は並行遊びを行っています。しかし、月齢が上がるにつれて次の段階(連合遊びの段階)へ進んでいきます。もっと他の子と関わりあって遊ぶように声掛けをすることはしないほうがいいでしょう。

子どもが他の子どものやっている事に興味を持っているのは間違いありません。しかし、まだ協力して何かを一緒にやるということは出来ません。したがって、他の子どもと同じような遊びをかたわらで行う形になります。

なかなか次の段階(連合遊びの段階)に進まないからといって焦る必要はありません。子どもはじっくりと段階を経て成長していきます。年長(4・5歳児)になっても他の子どもと関わりを持つようなことがあれば、何かしらの障害があることが考えられます。そうでなければ、じっくり、子どもを見守っていてください。